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Tzodom No.3 (2013)

Performance, Duration of performance : 6h

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ツォドムの3番 (2013)

 

実験音楽や即興演奏のコンサートで感じた、音や沈黙ではなく「気配」や「幽霊」のようなものも音楽になり得るという考えから作られたパフォーマンスシリーズの3作目。

 

本作品では、「霊媒」役1人と「幽霊」役の3人によって演じられた。 NYにあるAsian Art Archive in Americaのディレクターの自宅で行われたということもあり、さながらチープなお化け屋敷で起きる似非ポルターガイストショーという趣であった。 この頃には2011年の東日本大震災と原発事故における被災の体験の中心が「退屈な不安」にあったという自覚があり、ホラー映画的な想像力を介してこれを表現しようという意思があった。

前回とパフォーマンスの構造は同じく、以下のようになっている。

 

 ・「幽霊」は「霊媒」が即興的に発する指示に従う(10カウント歩き回り、20カウント沈黙、5カウント叫ぶ を手が叩かれるまで繰り返せ。等)

 

 ・「霊媒」は「幽霊」をその場にあるものによって隠し続けなければならない。 (隠すもの:可動式スーツロッカー、パイプハンガー、竹のシェード、発泡スチロール板、トイレの中 使うもの:木材、ビニール袋、ストロー、ティーポット、ほうき)

 

これらを基本的なルールとし、パフォーマンスが行われる空間にある様々なものを使用して疑似的、似非的なポルターガイスト/降霊術を鑑賞者に体験させる。

会場にはリアルタイム録画のカメラとそのモニターも設置されており、「幽霊」のパフォーマンスを「霊媒」が記録できるようになっている。鑑賞者の視線をカメラによって誘導するような演出も行われる。