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Drum Dive Grey Scale (2004)

1 channel video,  dulation of video : 11min

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ドラムダイブグレイスケール (2004)

 

ドラマーとしての経験や、自身の好きなハードコアパンクの聴取経験から考案した映像作品。

 「ドラムを叩く」というように、ドラムという楽器は演奏するというより殴打している感覚があり、その延長線上には楽器との格闘や破壊のような暴力的な指向性がある。 また、自身が敬愛するハードコアパンクという音楽ジャンルは、破壊的な轟音の爆発の連続によって構成される音楽であり、その果てに倦怠/酩酊したような高揚感を生み出す。

 

本作は、ドラムを文字通り破壊する行為の連続によって、ドラムという楽器自体の暴力的な側面を強調しつつ、ハードコアパンクの倦怠的高揚感に接近しようと試みた作品。

 

モノクロの映像で構成されているのは、塚本晋也の『鉄男』やダーレン・アロノフスキーの『π』など、"何かに取り憑かれた男"を描く一連の作品を想起させる意図からである。本作の場合は"ドラムの破壊"に取り憑かれた男を描いている。