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怪物さんと退屈くんの12ヶ月 by core of bells (2014)

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photograph by Hiedto Maezawa

怪物さんと退屈くんの12ヶ月 by core of bells (2014)

 

2014年に私の所属するバンド、core of bellsが行った六本木SuperDeluxeでの12ヵ月連続パフォーマンス公演シリーズ。

 

2010年以降、実験音楽や即興演奏のコンサートで感じた、音や沈黙ではなく「気配」や「幽霊」のようなものも音楽になり得ると私を含めたバンドのメンバーは考えていた。

その観点から、2011年の東日本大震災とそれに続く原発事故の被災の経験を考えた時に、これは緩慢で「退屈」ともいえる時間の中で進行する「音楽」のようなものとして捉えられるのではないかという課題を設定した。

※例えば、以下のような被災の経験は、私たちにとっては実験音楽が提供する思弁的な時間を実際の世界に具現化するようなものと捉えられた。

 ・計画停電において真っ暗な部屋の中で時間をやりすごす

 ・「放射能」という見えない脅威と長い間付き合い続けること

 

12ヵ月連続公演で行われたパフォーマンスの多くは、被災の経験を直接的に物語るものはほぼないが、2011年の被災直後にあった、「緩慢に、退屈に世界が終わっていく」という世界観を反映するものになっている。

行われた公演は以下の通りである。

1月:お気づきだっただろうか?

2月:Moshing Maniac 2000

3月:Last Days of Humanity

4月:デトロイト・テクノ人形

5月:重力放射の夜

6月:ウワサの深層

7月:Time is Fuckin on Time

8月:子供を蝕むヘルパトロール脳の恐怖

9月:メメント・コメント・ウィスパーメン

10月:コアオブベルズ大爆笑

11月:Death Mix Death

12月:ここより永久に