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Cardboad Box House (2002)

installation on the beach

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ダンボールハウス (2002)

 

ダンボールで小屋を建て、それが朽ちていくのを観察したり、中で過ごすための作品。

 

高校生の頃、自分がつくっている絵や音楽が、誰かに用意された枠組みの中で行われているような気がして、ゼロから素材や表現の方法を考えられないかと思っていた。

 

そんな時、浜辺で夜を過ごすホームレスの人に出会ってつくったもの。

彼は泥のように眠り、砂にまみれていた。足は象の皮膚のようであり、肌は日に焼けすぎてビニールのように見えた。

ぼろ布の塊は、かつて衣服であったようには見えず、周囲の砂や草、所持品のビニール袋と混ざり合っている。彼の身体と周囲の物質が互いに溶け合ってしまっている——同じ肉体を持つ人間として、その様に身震いした。

 

私はたわんだダンボールを街から収集し、流木を集めて、小屋を設置した。そして、その中で眠り、彼のように景色を見つめ、朽ちゆくその様を眺めた。